慣らし保育1日目でわかった個性
今日は今年度から保育園に入園した子らの慣らし保育1日目。
息子のクラスには4人新たに入ってくることになっている。
今朝、保育園に行くと、今まで聞いたことのないたくさんの本気の泣き声が聞こえた。
初めて親と離れて過ごすことになるだろう子達の本気の泣き声だ。
それに加えて持ち上がりの子達もこの子達の泣き声を聞いて戸惑って泣く声もあった。
登園すると、息子のクラスの持ち上がりの子が先に2人来ていた。
人懐っこい元気な女の子と1番若いのに何事にも動じない男の子。
女の子の方は、不安定になり泣きそうになりながらも、大泣きする新入りの子をよしよしして安心させようとしていた。すると、新入りの子がその子に縋り付くように抱きついてきた。どうしたらいいか分からなくてパニックになってとうとう泣いてしまっていた。
その光景を見て、おばちゃん感動しちゃった。
自分も精一杯なのに、もっと辛い子を慰めようとするなんて、なんて優しい子なんだろう・・・。
私が園児だったら、この状況が怖くて泣いてしまうし、教室の隅に行ってその子らとは関わらないように一人で遊んでいるだろう。
男の子の方は、教室の真ん中に一人で座っておもちゃで遊びつつ、周りの様子を眺めていた。全然泣きそうにもなっておらず、なんだこの状況?といった感じでいつも通り堂々としていた。さすがだ。
息子は、私が泣かせまいとヘラヘラして見せたからか、泣いてる子を見ては私のところへ来てヘラヘラ笑っていた。
先生に引き渡してからは、先に来ていた堂々とした男の子のところに走っていき、一緒に遊び始めた。女の子の方も怖かったみたいで走って息子と男の子のところに行っていた。でもやっぱ怖かったようで最後は泣いてしまったけどね。
新学期初めての登園で、子ども達の個性が分かって面白かったし、よその子だけど思いやりを持って接している姿を見て嬉しく思った。
なんか、私も頑張ろうと思った。保育園時に勇気をもらった。